路上には、トラック等の荷台から飛散する小石や砂、釘、缶、木屑などのほか、皆さんが考えもつかないようなタイヤ、家具などの大型落下物まで様々です。これらを走行中の車両(トラック・乗用車・バイク・自転車等)が踏むと大事故に繋がるケースもあります。大事故を未然に防ぐと共に道路の変状確認も含め事前に道路清掃を実施しています。
道路の縁にある側溝などに落葉や土砂、ビニール、木片等が滞積すると、降雨時に側溝を流れる水が流れ難くなり排水桝や排水管などが詰ってしまい、道路冠水を引き起こし通行の妨げとなると同時に、道路の空洞化や道路法面の崩壊にも繋がり事故等の発生が危惧されます。良好な道路環境を確保するため不良個所については事前に側溝清掃を実施しています。
トンネル内には照明設備が設けられていますが、トラックや自動車等が通行すると車から排出された排気ガスの有害物質やすすがトンネル壁面に付着し黒くなりトンネル内が暗くなります。暗くなると広い大きなトンネルでも狭く感じられたり、照明があるにも関わらず暗く感じ安全な通行が出来なくなります。安全な通行を確保するため事前に清掃を行っています。
一般的に地下道は交通の流れが激しい所に設置してあり、学校への通学や会社への通勤時に良く利用されます。降雨時は地下道へ雨水が侵入して来ますので、地下道には排水ポンプが設置してあります。地下道にゴミが溜まると設置してあるポンプが詰まり地下道が冠水し通行出来なくなります。事前に清掃することで利用者の利便性を確保しています。